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大学別、またはクラス別の合格率

予備校業界で、大学別、またはクラス別の合格率を出すところは、じつはまれなのですが、一橋学院早慶外語は、自信をもってそれを前面に出しています。これを見ると、とくに、一橋大学、東京工業大学、東京外国語大学といった難関国立大、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、中央大学、立教大学、青山学院大学、明治大学、法政大学といった難関私立大への合格率が、驚異的な高さです。たとえば、一九九七年度の入試において、一橋学院本校(高田馬場)のあるクラス(私立文系、二十二名クラス)では、全員合格はもちろん、その進学先も、難関大に集中しています(難関大合格率八二%)。さらに、本校では、全員合格クラスが十八クラスもあります。こうした数字は、受験生にはあまりピンとこないかもしれません。しかし、予備校経由で大学に入ったことのある人なら、それが、いかに高い数値であるかがわかります。多くの予備校では、たとえば、早慶上智クラス(こうしたクラス設定にも問題アリ)といっても、せいぜい半分が早慶上智に進めばいいところです。不誠実な予備校では、意識を煽るばかりで、一割も進まないところがあります。

中学受験競争に参加

最近は、私立中学・高校の人気が毎年上がる一方である。東京都では、公立の中・高一貫教育を行う学校(都立大附属)を設立することがほぼ決定しているほどである。これからは私立だけでなく公立も、中・高一貫教育の時代になることは明白だ。それにともなって受験競争の低年齢化が起こり、ある程度の人生が十二歳で決まってしまうケースが、今以上に増えるであろう。選抜方法を工夫しないと、公立の中・高一貫教育導入は、今以上に中学受験競争意識を激化させるだけでなく、不平等の拡大再生産が行われる可能性も出てくる。金銭的余裕のある階層のみが中学受験競争に参加できるからである。中学・高校で一貫した教育を受けることに魅力を感じている親が多いから、このような傾向になってきたのであろう。

勉強は、結果オンリーと割り切るべし

準備にこだわるタイプは、年齢に関係ありません。もって生まれた性格とはいえませんが、お膳立てが整っていないとなにも手がつかないのでは、勉強ははかどりません。一般的に、このタイプは比較的、潜在能力があって、かつ律義でまじめな完璧主義の方に多いようです。残念なことに、せっかくの貴重なエネルギーを見当違いの方向に向かって放出してしまい、勉学意欲が空まわりしていることになります。すでに述べたように、これは非常にもったいないことで、勉強に対する錯覚がもたらした徒労です。しかも多くの場合、疲れるわりに成績が上からないことで勉強が嫌になる結果となり、最終的には勉強から脱落してしまうのです。こうした勉強にかかわる錯覚は、一刻も早く捨てるにかぎります。エネルギー放出の空まわりを食い止め、ピントを合わせて、勉強効果を高めるためにぜひ心得ておいていただきたいポイントです。はっきりいえば、勉強というのは「結果」です。「結果」とは学生なら試験やレポート、授業などにおける成績に現れるものです。ビジネスマンならば、営業実績や業績評価などに現れます。別の表現でいえば、プロセスにこだわっていても仕方がないともいえます。ドライに割り切って考えましょう。学生ならば、勉強のプロセスでいかに努力し徹夜をしてがんばったとしても、またビジネスマンならば、どれだけ残業して業務に熱心に励んでも、結果が思わしくなければ勉強したことにはなりません。


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