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モルディブに新たなる美しくない島出現?

インド半島の南西、アラビア海の南に、セイロン島と平行するような形で並んでいる島々からなるのがモルディブ。インド洋に浮かぶ、サンゴ礁からできた群島の自然が美しい国だ。それを目当てにダイバーなどこの国を訪れる観光客は、近年になって増え続け、一九九六年には二十五万人の人口を超える三十五万人もの人が訪れるようになった。観光客が増えることは、財政収入を観光に頼っているこの国にとってありがたいことなのだが、客の増加とともに、もう一つ増えたものがあって、政府は頭を抱えているという。それはゴミ。それまで住民はカツオなどの魚中心の素朴な食生活を送ってきたが、今では観光客のためのミネラルウォーターや缶ビール、ウイスキーなどのボトルから、シャンプーやヒゲ剃り用のカミソリや電池まで、埋め立てるしかないゴミが山積み。点在する七十四の島でリゾート開発が行われ、小さな島ひとつにホテルひとつというような建設ラッシュは廃材など二百トンを生み、毎日のゴミ五十トンと合わせて、首都マレから七キロほど離れた海に埋め立てられ島を作ってしまった。モルディブ版夢の島ともいうべきこの島が、ティラフシ島だ。面積十二・五平方キロのこの島も、あと数十年すれば満杯になり、また新しい島を作らなければならなくなりそうとか。サンゴ礁の島の間にゴミの島が次々に誕生することになるのだ。せっかくの美しい環境を破壊するゴミの島誕生を懸念するヨーロッパ人たちは、ドイツの航空会社が提唱して、観光客が出したゴミは帰国のとき自分で持ち帰るというツアーを始めている。

シートの配置は毎日変わる

ジャンボ機に乗り込んだ時、毎回座席の配置が微妙に違うと感じたことはないだろうか。実は飛行機の座席は案外簡単に動かせるのである。そのため、航空会社から打ち出される予約リストをもとに、各航空会社は4〜6時間で座席配置を変えているのだ。ビジネス客が多ければビジネス席を増やし、エコノミー客が増えればエコノミーの座席を増やすという具合である。同じジャンボでも、国内線仕様になると500〜550席いっぱいに配置し、国際線は300〜400席にする。これは国内線の場合、長くとも2時間程度の飛行のため、ギュウギュウにつめ込んでいるわけだ。シートの広さを示すピッチ数という数字があり、これは前の座席の背もたれの支点から自分の座席の背もたれの支点で測る。ところがエアラインの中には、座席の背と背の間で測ったり、座席の最先端部分の距離で測るなどして、その基準はまちまちだ。だから各航空会社の発表数字だけでは一概に比較できない。

サンゴ礁が広がる沖縄近海

サンゴ礁が広がる沖縄近海には約300種類もの魚が棲息している。原色の絵の具をひっくり返したような鮮やかな色の魚が並ぶ市場で「これが食べられるのか」と驚いた人も少なくないと思う。魚は方言で「イユ」といい(中国語の色も同じ発音)、「イマイユ」と書かれた看板は新鮮な魚を扱う魚屋を意味している。またそれぞれの魚は方言で呼ばれることが多いうえ、地域や港ごとに呼び名が変わるというから、県外の人にはなじみにくいかもしれない。「ミーバイ」など、名前を科で覚えておくと、なんとなく味の見当がつけやすいだろう。それぞれの特徴に合わせた名がつけられている。ハタの仲間は「ミーバイ」と呼ばれ「ガラサーミーバイ」(ガラサーはカラスの意)は居酒屋メニューでよく見かける。沖縄の魚は、派手な外観に似合わず淡泊な白身のものが多い。そのため、刺し身は醤油とワサビではなく酢味噌で和えて、島トウガラシやそれを泡盛に漬け込んだコ−レーグースという香辛料を加えたほうが魚の旨みが引き立つようだ。いいダシも出るので味噌仕立ての「魚汁」にしたり、塩だけで味付けした「マース煮」も人気が高い。淡泊さを油で補う料理が多いのも特徴。なかでも真っ赤な身体に小さな水玉斑点模様の「ホンアカジンミー」は高級魚として人気があり、刺し身や煮付けに最適だ。コバルトブルー模様を施した姿が印象的な「イラブチャバイ」はブダイ科で、刺し身で出てくることが多い。県魚のグルクン(タカサゴ)は、空揚げにしてアタマからバリバリ食べるし、フエフキダイなどを丸ごとバター焼きにしたのも豪快でウマい。「ビタロー」「シチューマチ」はフエダイ科の白身魚で、煮物や焼き魚に合う。


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